検体検査

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血液検査

血液は心臓からのポンプ作用によって身体の隅々まで酸素や栄養分を運ぶとともに、二酸化炭素や老廃物を運び出す働きをしています。そのため、血液は常に全身の臓器や組織の健康状態を反映していて、身体のどこかに異常があると、血液の成分にその影響が現れるのです。そうした意味で、血液検査は全身の健康状態を知るうえで基本となる重要な検査といえます。中でも赤血球や白血球、血小板などを調べる「血液一般検査」は健康診断や人間ドックで必ずといっていいほど行われる検査の1つです。

血液一般検査とは

血液一般検査血液中の赤血球やヘモグロビン量などを測り、血液などを調べる検査です。貧血の原因の多くは、赤血球の材料となる「鉄分」が不足することで生じます。血色素(ヘモグロビン)は体中に酸素を運ぶ大切な役割を担っていて、貧血の診断には欠かせません。

なお、貧血の中で最も多いのは鉄分が不足することで生じる「鉄欠乏性貧血」です。一般に女性は月経などの関係で貧血になりやすいのですが、男性の場合は胃潰瘍や痔などの出血の疑いが考えられます。

その他にも腎臓や子宮筋腫などの病気が原因となることもあるので、血液一般検査において「貧血の疑いあり」と判定されたら、鉄分不足だけが原因とは限らないため、その種類や原因をしっかりと検査しましょう!

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どんな検査をするの?

血液細胞の代表的な成分として赤血球や白血球、血小板があります。これら血液細胞の形や量を調べたり、止血の働きを調べたりするのが「血液一般検査」です。

  血液一般検査 基準値
貧血 赤血球数 赤血球は肺で取り込んだ酸素を全身の細胞組織に運び、不要な二酸化炭素を運び出す働きをしています。これが減ると貧血になり、多すぎると血液が濃くなって、流れ難くなります。 男性 427万〜570万/μl
女性 376万〜500万/μl
ヘモグロビン 赤血球に含まれる成分で、体中に酸素を運ぶ重要な役割を果たしています。これが不足すると酸素が十分に運ばれなくなり、貧血を引き起こします。 男性 13.5〜17.6g/dl
女性 11.3〜15.2g/dl
ヘマトクリット 血液全体の容積の中で赤血球が占める割合を意味し、赤血球増加の有無を調べる際に役立ちます。また、貧血の診断には欠かせない検査の1つです。 男性 39.8〜51.8%
女性 33.4〜44.9%
感染症 白血球数 白血球は体内に侵入した病原体を「異物」と認識し、攻撃します。その際に白血球が盛んに作られるため、血液中に白血球数が増えます。つまり白血球の増減は体のどこかに感染や炎症が起きている証拠でもあるのです。 4,000〜9,000/μl
止血能力 血小板数 血小板は血液中の有形成分の1つで、出血した際に血栓を作り、止血する働きをします。血小板が不足すると出血が止まりにくくなり、皮下出血や鼻血、歯肉の出血などが起こりやすくなります。 14万〜40万/μl
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採血時の注意点

食事はなるべく自宅で済ませる血液検査の前日は入浴して、体を清潔にしておくといいでしょう。ただし、入浴を禁じられている人は例外です。また、アルコール類などは検査値に影響を与えるので、検査当日はもちろんのこと、前日も控えるようにしてください。

さらに前の晩の食事はなるべく自宅で済ませ、翌朝7〜9時頃の空腹時に検査を受けるのがベストです。検査前に食事をすると、腸から吸収された栄養分が血液中に増えてしまうため、正しい検査ができません。

なお、運動やストレス、脱水状態は「赤血球」と「白血球」を増加させ、喫煙者は「赤血球」が多くなりがちです。また、妊婦さんはヘモグロビン濃度が下がるので、知っておくといいでしょう。

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