血液中の赤血球やヘモグロビン量などを測り、血液などを調べる検査です。貧血の原因の多くは、赤血球の材料となる「鉄分」が不足することで生じます。血色素(ヘモグロビン)は体中に酸素を運ぶ大切な役割を担っていて、貧血の診断には欠かせません。
なお、貧血の中で最も多いのは鉄分が不足することで生じる「鉄欠乏性貧血」です。一般に女性は月経などの関係で貧血になりやすいのですが、男性の場合は胃潰瘍や痔などの出血の疑いが考えられます。
その他にも腎臓や子宮筋腫などの病気が原因となることもあるので、血液一般検査において「貧血の疑いあり」と判定されたら、鉄分不足だけが原因とは限らないため、その種類や原因をしっかりと検査しましょう!
血液細胞の代表的な成分として赤血球や白血球、血小板があります。これら血液細胞の形や量を調べたり、止血の働きを調べたりするのが「血液一般検査」です。
血液検査の前日は入浴して、体を清潔にしておくといいでしょう。ただし、入浴を禁じられている人は例外です。また、アルコール類などは検査値に影響を与えるので、検査当日はもちろんのこと、前日も控えるようにしてください。
さらに前の晩の食事はなるべく自宅で済ませ、翌朝7〜9時頃の空腹時に検査を受けるのがベストです。検査前に食事をすると、腸から吸収された栄養分が血液中に増えてしまうため、正しい検査ができません。
なお、運動やストレス、脱水状態は「赤血球」と「白血球」を増加させ、喫煙者は「赤血球」が多くなりがちです。また、妊婦さんはヘモグロビン濃度が下がるので、知っておくといいでしょう。