検体検査

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尿検査

尿には体内の水分量を調節したり、全身の不要物を排泄したりする大切な働きがあります。しかし、腎臓や尿路に異常があると、このような機能がうまく働きません。そこで、尿を検査すると腎臓や尿路をはじめ、全身のさまざまな情報を得ることができるのです!

尿検査とは

腎臓は体内の不要物を全身から集め、余分な水分とともに尿として排出する働きをしています。そのため腎臓でつくられた尿は尿管を通って膀胱に入り、ある程度の量がたまると尿道を経て体外へと排泄されるのです。しかし、腎臓をはじめ、からだのどこかに異常があると、不要物が排泄されなかったり、逆に排泄されてはいけないものが尿として捨てられたりすることも・・・。このようなからだの異常を探るために尿の中の成分や性質、量などを調べるのが「尿検査」です。

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どんな検査をするの?

健康診断などで行われる「尿検査」は腎臓や泌尿器だけでなく、全身の疾患を見つけるために行われます。では、その内容について詳しく見ていきましょう。

尿検査 基準値
尿色 正常な尿は淡黄色で透明です。黄色の程度は水分を多くとれば薄くなり、汗をかいたり水分が不足したりすると濃くなります。また、尿が目に見えて赤くなったり濁ったりする場合は腎臓や膀胱、尿管などに何らかの病気(腎盂炎や膀胱炎、尿道炎など)が疑われるので、注意が必要です。 淡黄色〜黄褐色
尿量 尿量は水分を摂れば摂るほど多くなり、汗をかいたり下痢をしたりすると少なくなります。ただし、1日の量が100cc以下だと無尿、100〜500ccの場合は乏尿といって腎臓に何かしらの異常が起こっているケースも。また、2,500ccを上回る場合は多尿といって、やはり腎不全などの疑いがあります。 500〜1,000ml/日
尿比重 尿比重とは、いわば「尿の濃さ」のことです。尿の中には体内の老廃物や尿素、窒素、ナトリウムなどが含まれているため、普通の水に比べて比重が重く、この変化を調べることで腎機能の異常などを発見することができます。比重が高ければ糖尿病や脱水症など、低ければ慢性腎炎や尿崩症などが疑われます。 1.010〜1.025
尿蛋白 通常、血液中には一定量の蛋白が含まれています。その一部は腎臓の糸球体でろ過されて尿の中に出てきますが、尿細管で吸収され血液中に戻るため、あってもごく微量です。しかし、腎臓や尿管などに障害があると多量の蛋白が漏れ出し、蛋白尿となります。 定性 陰性
定量 150mg未満/日
尿糖 血液中には一定量のブドウ糖(血糖)が含まれていて、この濃度が高くなると尿に糖が漏れ出すようになります。陽性だった場合は「糖尿病」を疑いますが、これだけで診断はできません。また、食後や過度のストレス、胃の手術後などで一時的に尿糖が出ることもあります。 陰性
尿ウロビリノーゲン ウロビリノーゲンとは赤血球中のヘモグロビンが胆汁色素(ビリルビン)によって肝臓から腸内に排出された後、腸内細菌の働きによって変化したものです。尿ウロビリノーゲンの量が増えたり減ったりすることで、肝臓や胆道系の異常を知ることができます。 5.0〜7.0
尿潜血反応 腎臓や尿管、膀胱などに異常があると、尿に赤血球が混じってくることがあります。これが大量に出ると一目でわかる「血尿」となりますが、ごくわずかな量だと肉眼ではわかりません。これを調べるのが尿潜血反応検査で、腎臓や尿道の結石、病気、腫瘍などがわかります。 陰性
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普段から尿をチェックしよう!

尿は、からだの情報や健康状態を教えてくれる大切な「情報源」です。腎臓は肝臓と同様に「沈黙の臓器」と呼ばれ、なかなか症状をあらわにしません。それだけに早期発見が重要となるので、日々の排尿をチェックし、異常がないかどうかを常に気にかけておきましょう!

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