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レントゲン検査

最も身近な画像検査として「レントゲン(X線)検査」があり、健康診断などでも広く用いられています。レントゲン検査は生体内部の構造や変化を調べるのに、とても適した方法といえるでしょう。では、さっそく検査の中身について見ていきたいと思います。

レントゲン検査とは

レントゲン検査からだに弱い放射線(X線)を一瞬だけ当てて、からだを通ってきた放射線を写真にして調べる検査です。X線は骨や筋肉、実質臓器では通過しにくく、肺などの空気なら通過しやすいため、適当な強さの放射線を用いると、これらの間でコントラスト(明暗の対比)が生じ、画像をつくることができます。中でも、特に威力を発揮するのは空気とその他の構造物との間でコントラストが生じやすい「肺」と骨や筋肉などの軟部組織との間でコントラストが生じやすい「四肢の骨」です。

なお、検査で使われるX線の量はその通りやすさによって異なります。胸部は肺がほとんど空気なので、わずかな量でも検査が可能です。しかし、腹部や腰椎などは厚いので相対的にX線の量が多くなります。また、同じ部位の撮影でもからだの厚みがある人は相対的に量を多くしないと十分な画質の撮像ができません。

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どんな検査をするの?

レントゲン検査は複数の写真の中に首から横隔膜、胃、十二指腸あたりまでの全ての臓器を映し出すため、情報量の多さが特徴です。

胸部レントゲン検査 内容 胸部レントゲンはX線検査の中でも最も簡単なうえ、肺や心臓、左右の肺の間にある縦隔などの器官の病気について、多くの情報を得ることができます。そのため、医療機関や健康診断などで幅広く用いられています。
測定方法 胸部をフィルムに押し当てて背後からX線を照射し、透過したX線をフィルムに受けて胸部の病気の有無やその広がり程度、病巣の位置などを探ります。また、胸水の検査などでは肺の病巣を立体的に把握するため、ベッドに横たわって左右どちらかの側面から胸部にかけてX線を照射することもあります。なお、撮影するときは息を深く吸い、そのまましっかりと息を止めて、動かないようにしてください。
基準値 胸部レントゲン検査の基準値は「陰影なし」となっています。
判明する病気 胸部レントゲン検査では肺炎や肺結核、肺がん、肺膿瘍、胸膜炎、心肥大、縦隔腫瘍、胸腺腫瘍など、胸部の病気が判明します。
胃部レントゲン検査 内容 食道から胃、十二指腸までの上部消化管をバリウムで造影し、透視すると同時にX線撮影して、それらの臓器の形の変化や異常を診断する検査です。
測定方法 透視台と呼ばれるX線装置の上で、検査を行います。造影剤であるバリウムの白い液体と発泡剤を別々に飲み、発泡剤による空気とバリウムとの白黒の濃淡差を利用して、上部消化管の形をX線モニターテレビにはっきりと映し出して観察し、X線撮影します。胃の隅々まで観察するため透視台を上下左右に動かしたり、回転させたりするほか、受診者自身も体位をさまざまに変えたりして、色んな角度から撮影します。
基準値 胃部レントゲン検査は専門医による判断が決め手となります。
判明する病気 胃部レントゲン検査では食道炎や食道潰瘍、食道がん、胃炎、胃潰瘍、胃がん、十二指腸潰瘍、膵頭部の異常など、上部消化管の病気が判明します。
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こんなレントゲンも・・・

レントゲンというと、どうしても胸のあたりを映す・・・というイメージがあります。しかし、からだにかける負担が比較的少なく、手軽に見られるというメリットを生かし、最近ではさまざまな方法で活用されています。

X線断層撮影 通常のレントゲンがからだに水平な画像であるのに対して、横切りの映像を撮るもの・・・いわゆる「CT」です。主に頭部や胸部、腹部などの検査で用いられます。
X線造影撮影 上部消化管造影 食道や胃、十二指腸などに硫酸バリウムを造影剤として入れ、より鮮明な画像を撮るものです。
注腸造影 肛門から造影剤を注入して、大腸の走行や通過状態、粘膜の形状などを直接調べ、病変を探す検査です。
血管造影 細い管(カテーテル)を介して血管内に造影剤を入れることで、血管が白く映り、より詳しく観察することができます。
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