画像診断検査

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超音波検査

俗にいう「超音波検査」はエコー検査を意味し、超音波を対象物に当ててその反響を映像化することで、対象物の内部の状態を非破壊的に調査することのできる画像検査法の一種です。健康診断をはじめとする医療以外に、建設や材料などあらゆる分野で頻繁に利用されています。

超音波検査とは

超音波が発せられる機器をからだにあて、臓器の位置や状態を調べる検査です。超音波は耳に聞こえないほど周波数の高い音で、臓器や組織の境目で反射する性質があります。つまり、超音波を体外から発信し、跳ね返ってきた反射波の強弱を白と黒のコントラストに変え、画像を作り出しているのです。よって、からだに腫瘍などの異常があると、その反射時間に歪みが生じるため、病態を見つけだすことができます。

また、超音波検査における最大の利点は人体に全く無害で、かつ苦痛や副作用を伴わないところです。ただし、空気や骨は超音波を通しにくいため、内側が空洞の臓器(肺や胃腸など)や骨の観察には適さないうえ、これらの陰になる部分も検査できません。

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どんな検査をするの?

健康診断では、主に「心エコー検査」と「頸部血管エコー検査」が行われます。特に、頸部血管エコー検査は脳梗塞や心筋梗塞など、生活習慣病を防ぐうえで欠かせません。

心エコー検査 内容 耳に聞こえないような超音波を心臓に当てて、跳ね返ってくるエコー(反射波)を受信し、検査装置モニターに映し出して心臓の状態をみる検査です。心臓の動きをみる白黒画像のほかに、血流をみるカラー・ドプラ、血流の速さを測るパルスと連続波ドプラがあります。痛みや被爆がなく、いつでもどこでも繰り返し検査ができるうえ、結果が即座に治療に反映できるのが最大のメリットです。
測定方法 左をやや下にしてベッドに横たわり、超音波を通しやすくするため、胸部にゼリーを塗ります。超音波の発信機能と受信機能をもつ「超音波発信器(プローベ)」を胸部に当てて超音波を心臓に発信し、反射してきたエコーを超音波検査装置のブラウン管に映し出し、その断層面の画像を観察します。超音波が性質の異なる物質から返ってくるときに生じる歪みをコンピューターで解析し、臓器を波形画像や断層画像として表す仕組みです。なお、検査時間は20〜30分となっています。
基準値 心エコーの基準値は「異常なし」となっています。
判明する病気 心エコー検査では心臓弁膜症や心筋症、狭心症、心筋梗塞、大動脈瘤、心膜炎、先天性心臓病など、主に「心臓」の病気が判明します。
頸部血管エコー検査 内容 周波数の高い超音波を頸部に発信し、動脈硬化がないかを調べます。動脈硬化とは血液中の成分が染み出て動脈内壁に付着し、粥状のかたまりを形成するため、動脈の内腔が狭くなる病態です。動脈硬化が進行し、血管の内腔が狭くなると、酸素や栄養の供給が不足し、臓器の機能が低下して、ついには臓器が壊死してしまいます。
測定方法 頸部にプローベをあてて超音波を発するだけで血管内の様子を描出できるため、痛みなどの苦痛は一切ありません。頚動脈は内側から内膜、中膜、外膜の3層構造になっていますが、超音波では内中膜の厚さを計測し、その肥厚の有無を調べます。これは脳梗塞の発症と関連があり、動脈硬化があるという指標になるからです。また、内中膜が部分的に肥厚し、血管内腔に向かって突出していることがありますが、これは「プラーク(動脈硬化性粥腫)」といい、動脈硬化がかなり高度であることを示しています。
基準値 頸部血管エコーの基準値は「異常なし」となっています。
判明する病気 頸部血管エコー検査では脳梗塞や心筋梗塞、狭心症、大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症など、血管障害に伴う病変が判明します。
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