| 身長 |
測定方法 |
靴(靴下)を脱ぎ、背、臀部、かかとを身長計の柱に接するようにして直立します。両腕をからだの横に垂れ下げ、頭部はやや顎を引いて保ち、測定してください。なお、高齢者などで背中が湾曲していたり、身体に不自由があったりして、測定に負担や危険を伴う場合は測らないこともあります。また、身長は変化が少ないため、過去の測定記録が整備されている場合は2〜3年に1回の測定でもいいでしょう。 |
| 判明する病気 |
身長が低い割に体重が多い・・・いわゆる「太りすぎ」の人は高血圧や高中性脂肪血症、高尿酸血症、脂肪肝、糖尿病、心臓疾患、胆石症、通風などを疑うことができます。逆に、痩せすぎの人は栄養不足や甲状腺機能亢進症、免疫力低下などが起こりやすいです。また、極度の痩せすぎは寿命を縮めるというデータもあるので、医師から適切な指示を受けましょう。 |
| 体重 |
測定方法 |
体重計の測定台に乗り、その中央に静止して軽量します。基本的に衣服は脱ぎますが、測定場所などによってはそのまま測定することも。その際、重量のあるものは外すようにしましょう。さらに、測定された数値から衣服の重量(約1kg)を差し引きます。 |
| 判明する病気 |
基本的には身長と同様ですが、ダイエットをしていないにも関わらず急激に体重が減っている場合は、重い病気を患っている可能性もあります。この場合は他の項目で異常値が発見されることも多いのですが、異常がなくても専門医に診てもらうようにしましょう。 |
| 腹囲 |
測定方法 |
腹囲は力を抜いて立ち、へその高さで計測します。その際、両足を揃え、両腕はからだの横に垂れ下げて、お腹に力が入らないようにしてください。計測される人の正面に立った測定者が巻尺を腹部に直接当て、水平にきちんと巻かれている状態で普通の呼吸をし、その終わりに目盛りを0.5cmの単位まで読み取ります。この際、腹部を覗き込まないように注意してください。また、測定前の2時間は飲食を避けましょう。 |
| 判明する病気 |
日本人の腹囲の基準値は男性85cm、女性90cmです。腹囲の値がそれ以上で、さらに脂質や血圧、血糖値のうち2項目以上が基準を超えると「メタボリックシンドローム」と判定されます。 |
肥満度を測定するもう1つの方法として「BMI」があります。これは身長と体重のバランスをチェックして、外見的な肥満度を測定するものです。計算式は「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」とされ、18.5〜25までが正常範囲となっています。なお、最も健康的かつ病気になりにくいとされるBMI値は22です。逆に、標準値から離れるほど有病率は高くなります。ただし、これはあくまで「病気になりにくい範囲」をあらわしているもので、スタイルがいい云々ではありません。なお、下記は日本肥満学会によるBMIの基準値です。
| BMI値 |
判定基準 |
| 18.5未満 |
やせ |
| 18.5〜25.0未満 |
普通(標準) |
| 25.0〜30.0未満 |
肥満1 |
| 30.0〜35.0未満 |
肥満2 |
| 35.0〜40.0未満 |
肥満3 |
| 40.0以上 |
肥満4 |
BMIでは「普通」となっていても、実は隠れ肥満・・・なんてことも。そう、BMIは外見的な肥満度をあらわすもので、内臓についている脂肪までは見抜けません。従って、身長や体重以外に「ウエスト」を計測する必要があるのです。なお、BMIの計算式は世界共通ですが、肥満の判定基準については国によって異なります。アメリカでは日本の肥満にあたる25.0以上が「標準」とされ、30.0以上で「肥満」となるそうです。